動画内での出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/27 20:07 UTC 版)
12月27日(外部リンクの事故報道の映像には2007/12/27と言う表示が見られる)に北大西洋に所有する海底掘削施設「チュウアイ」の海上石油掘削装置が、作業員を装った武装グループにより爆破された。現場作業員7名(内訳は日本人2名、国籍不明5人)が行方不明、やぐらは完全に崩壊と言う甚大な被害が出た。これに関しタグルアト公式発表は遅れに遅れ、事故発生から1週間も経ってから(2008年1月3日)外部からの追求でやっと行われた。しかも、「全員避難、死傷者なし」と発表したかと思えば、その直後書面では「日本人従業員が2名行方不明」と記したりと、世論の不審を買う物だった。加えて、公表された映像の施設は自社のチュウアイステーションのものではないとしている。 また当時、近隣をニューヨークに向かって航行中だったノルウェー船籍船ハブ・ビント号が行方不明となっている。 動画で実際に映し出されている映像では、やぐらは脚が海中で破壊されて横転、その構造物全体が海中に没する。しかし、脱出しボートで施設を後にする職員らの背後で、没したはずの施設が何らかの力で細切れの残骸、破片の状態で次々に空中高く吹き上げられ、その中の一つであるトラス構造物が脱出者のボートを直撃した。 しかしメディア機関が入手した現場を捕らえた三番目の携帯カメラによる映像に映された武装グループの服の胸にはタグルアトのロゴが確認でき、また避難者が使用したボートがミサイルで迎撃されているように思われている。 タグルアトは後にこの事件を環境保護圧力団体『ティド・ウェーブ』によるものと匂わせている。
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