動力系トミカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 14:54 UTC 版)
手動で走らせる通常のトミカとは異なる、電池やゼンマイなどを使用し自走する商品も存在している。いずれのブランドも動力を搭載する関係からか、通常のトミカよりも一回り大きくなっている。 トミカダッシュ・スーパートミカダッシュ 1977年から発売されたブランド。モーターを下に押し付けて摩擦すると高速でダッシュするというもので、現在のチョロQによく似ている。 パワートミカ フリクション式のもので、1979年から1981年まで発売。その後『マイティボーイ』というブランド名で発売された。 B/Oトミカ・モータートミカ・プラロード 1993年から発売されたブランド。B/OとはBattery Operatedの略称で、社内的に電動玩具のことをそのように呼び習わしていたが、一般性の無い名称であるという指摘もあった。そのためか1997年に『モータートミカ』に名称変更されている。単5乾電池(ただし一部の商品は単4)を入れて自走するもので、プラレールと一緒に遊べる道路やセットも発売された。派生製品として附属の小型プロポによりラジコン走行が可能な『R/Cトミカ』や、車体をタッチして手動→電動走行切り替え可能な『GO-STOPモータートミカ』という製品も登場したが、後者は結局発売されずに終わっている。 一度廃盤になった後、2004年に『プラロード』ブランドとして再展開が行われた。ただしプラロードは車種のほとんどが架空な点や同社のカタログではプラレールブランドで紹介されるなど、トミカの仲間と定義するには少々曖昧な点もある。同シリーズは2006年を最後に絶版となった。 ちなみに、『プラロード』はB/Oトミカ発売以前に商品展開されていたが、こちらはチョロQほどの大きさの電動ミニカーであり、道路等の部品も含め全くの別物である。 チャージトミカ 2016年に登場したブランド。単三乾電池式の充電器で充電することで自動走行が可能なトミカ。これまでの動力トミカシリーズと異なり、トミカのサイズはレギュラー品のそれとほぼ同じである。本製品はトミカ用の道路パーツ『トミカシステム』の付属品という扱いであり、単品発売は無いほか、一部の急坂などは登ることが出来ない。
※この「動力系トミカ」の解説は、「トミカ」の解説の一部です。
「動力系トミカ」を含む「トミカ」の記事については、「トミカ」の概要を参照ください。
- 動力系トミカのページへのリンク