劇中でのムスカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 17:35 UTC 版)
序盤〜中盤 物語の冒頭ですでにシータを捕らえており、飛行船でどこかに移動していたところを、ドーラ一家による襲撃を受けて、シータを取り逃がす。その際に、シータにビンで頭を殴られて気絶している。 その後、シータを再び捕らえると彼女の前でロボットを見せて真実を話し(ただし自身の事については伏せる)、拘束されたパズーの命を条件にラピュタ探索への協力を強制する。その直後にロボットの暴走事故が起こり、そこに乱入したドーラ一家およびパズーの手でシータをまたしても奪い返されるが、シータの「守りのまじない」によってラピュタの位置を差すようになった飛行石を手に入れ、モウロとともにゴリアテに座乗しラピュタへ向かう。巨大な低気圧の渦である「竜の巣」において遭遇したドーラ一家の飛行船を撃破。更に飛行石が竜の巣の中心を指している事から、そのままゴリアテを進行させた。 ラピュタ到着後 飛行石が近づいた事で竜の巣が晴れ、その中心にあったラピュタに到着すると、軍隊が黄金や財宝を略奪している間にゴリアテの無線機器を破壊し、本国への連絡手段を断ち、同じくラピュタに到達していたシータを発見して三度拘束する。彼女を引き連れて自分のみが知る通路を抜けてたどり着いた中心部でラピュタの機能を掌握、自身の正体を明かし、ラピュタ王の即位とラピュタの復活を宣言する。裏切りに気付いて討伐に赴いてきた軍隊に「ラピュタの雷」でその力を見せつけ、さらにモウロとその部下たちを抹殺、ロボットを使ってゴリアテを撃沈した。しかし、ゴリアテ撃沈に高揚している隙を突かれて拘束していたシータに抵抗され、飛行石を奪われる。 玉座の間へ逃げたシータに追いつき、拳銃でシータの(両三つ編みの)髪を撃ち飛ばし飛行石を戻すよう脅迫する。そのすぐ後に姿を現したパズーと再会した彼女に、「3分間待ってやる」と言い、猶予を与える(マーク・ハミルがムスカに声をあてた英語版では1分間。猶予を与えたのは拳銃に銃弾を再装填するためでもあった)。直後、シータとパズーの滅びの言葉によってペンダントヘッドが発した強烈な光を受けて視力を失い、悲鳴を上げながら、崩壊する建物の隙間から放り出され、崩壊するラピュタと運命を共にした。
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