劇中でのガストン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 08:36 UTC 版)
「ガストン (美女と野獣)」の記事における「劇中でのガストン」の解説
物語の最序盤に相棒のルフゥと共に初登場。ベルを口説こうとするが失敗に終わる。 ある冬の日、モーリスが「野獣がベルを牢屋に閉じこめた」と言って町民に助けを求めたが、ガストン達は信じず、モーリスがおかしなことを言っていると誤解する。 そんなモーリスの様子を見て、ガストンはベルと結婚するためにモーリスを利用することを思いつく。医者ムッシュー・ダルクに、ベルがガストンとの結婚を了承するまで、モーリスを病院に入院させてくれるよう金を出して頼むと、ダルクは面白がってその話に乗った。 その後、ベルが家に戻ってきたので計画を実行に移そうとしたが、ベルは結婚を拒否する。ベルはモーリスの発言が正しいと証明するために、不思議な鏡で野獣の姿を映し出し、見かけは恐ろしいが優しい心の持ち主だと周囲を説得しようとする。ベルの発言を聞いたガストンは、彼女が野獣を好いていることに気付き、さらにベルから「化け物は貴方よ」と明確に拒絶の言葉を吐かれた事に怒り、野獣が町民の子供たちをさらいに来ると嘘をついて町民たちを扇動し、野獣を殺す事を止めようとするベルを閉じ込め、住民達を連れて城に向かった。町民達は野獣の家来達の反撃を受け、城から逃げるように退却していったが、ガストンはただ一人城の中を捜索し野獣を見つけ、無抵抗の野獣に攻撃を続けるが、駆けつけてきたベルの姿を目にして奮起した野獣に反撃される。 追い詰められた末に首を掴まれ屋根から落とされそうになるが、必死で命乞いをしたことで野獣は思いとどまる。その温情に漬け込み、屋根を伝ってバルコニーに立つベルのもとに向かう野獣の右腹部を後ろからナイフを突き立てて重傷を負わせるも、苦しみにもがいた野獣の腕に振られてバランスを崩し(実写版では銃撃した後に足場が崩れる)、崖下へと落ちて死亡した。
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