創設1年目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:28 UTC 版)
2012年12月21日、チームはローラ・ハービーが初代監督に就任すると発表した。ハービーは2002年から2008年にバーミンガム・シティLFCのアシスタントコーチと監督を務め、2009年からアーセナル・レディースのアシスタントコーチを2年間務めた後、2010年から2012年までアーセナル・レディースの監督を務めた。また、イングランド女子代表U-17、U-19、U-23のアシスタントコーチの経験を2002年から2008年まで務めた経験がある。 2013年1月11日、NWSLアロケーション(選手分配)の一環として、カナダ代表のカイリン・カイル、エミリー・ズラー、メキシコ代表のテレサ・ノヨラ、ジェニファー・ルイス、アメリカ代表のメーガン・ラピノー、エイミー・ロドリゲス、ホープ・ソロがシアトルの所属となった。1月18日、シアトルは2013NWSL大学ドラフトでクリスティン・ネアーン、マロリー・シャファー 、クリステン・マイヤー 、ヘイリー・コップマイヤーを獲得した。 2月4日、新たに4人の選手、ケイト・デインズ、ジェシカ・フィッシュロック、ティファニー・キャメロン、リンゼイ・テイラー と契約した。 2月7日、2013NWSL追加ドラフトでニッキ・フィリップス、ローレン・バーンズ、ローラ・ヘイボアー、リズ・ボーガス、ミッチェル・ベトス、カリー・ファウンテンを獲得した。 プレシーズンが進むに連れて、シアトルはシーズンのほとんど半分をアメリカ代表の選手を欠いて戦うことになることが判明した。アメリカ代表FWエイミー・ロドリゲスは、彼女にとって最初の子どもを妊娠しており1年目のシーズンはプレーしないだろうと発表した。アメリカ代表GKホープ・ソロは手首の手術をしたあとで、シーズンの前半はチームに加わることができず、メーガン・ラピノーはオリンピック・リヨンと1月から6月まで契約しており、少なくともシーズンの9試合は出場できないだろうと発表した。プレシーズンに日本へのツアーを行い、当時のなでしこリーグのチャンピオンであるINAC神戸レオネッサや、福岡アンクラス、ノジマステラ神奈川と対戦した。シアトルはシーズンの初戦でシカゴ・レッド・スターズと対戦し、ドラフト1位で加入したクリスティン・ネアーンがリズ・ボーガスのアシストからヘディングシュートでシアトルにとって記念すべき最初のゴールを上げた。しかしその後シカゴが同点とし、試合は1-1で終了した。この試合で獲得した勝点1が、シアトルが次の9試合までで獲得する唯一の勝点となった。 2013年6月、ローラ・ハービーは元アメリカ代表のDFステファニー・コックスの獲得をはじめとして、新しい外国人選手の獲得するなど、選手の入れ替えを行った。この補強とアメリカ代表のソロとラピノーが復帰したことで、シアトルはウエスタンニューヨークフラッシュ相手に1-1で引き分けたあたりからシーズンを巻き返す。その後は6試合負けなし(4勝2分)だった。シーズンの最終戦で同地域のライバルであるポートランド・ソーンズ戦でチケット完売の3855人の観衆の前で1-2で敗れ、シアトル・レインはシーズンを5勝14敗3分のリーグ7位でシーズンを終えた。
※この「創設1年目」の解説は、「OLレイン」の解説の一部です。
「創設1年目」を含む「OLレイン」の記事については、「OLレイン」の概要を参照ください。
- 創設1年目のページへのリンク