前身・和歌山電灯とは? わかりやすく解説

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前身・和歌山電灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:52 UTC 版)

和歌山水力電気」の記事における「前身・和歌山電灯」の解説

1888年明治21年)、神戸市神戸電灯開業し関西地方においても電気事業歴史始まった和歌山県においては1890年明治23年9月に、和歌山紡績(後の和歌山紡織大和紡績前身)が大阪電灯大阪市1889年開業)から借用した発電機をもって夜間作業照明として工場電灯取り付けたのが、県内電灯利用端緒となった。ただし一般家庭対す電気事業起業はやや後のことであった和歌山市においては垂井清右衛門らにより1894年明治27年)ごろから電気事業起業企画されるようになった。そして2年後1896年明治29年3月設立許可経て同年5月和歌山電灯電燈株式会社」の創業総会開催に至る。こうして設立され和歌山電灯資本金5万2500円。社長に市内質商垂井清右衛門就任し取締役監査役にも市内の有力商人4名が就いた開業設立翌年1897年明治30年6月29日であった電源石炭火力発電採用しており、和歌山市畑屋枝町本社敷地内発電所設置アメリカゼネラル・エレクトリック (GE) から輸入した60キロワット交流発電機2台を据え付け発電所から市内へと配電した。同時期に開業した大阪府堺市の堺電灯奈良県奈良市奈良電灯比べて需要堅調であり、電灯数は順調に伸びて1899年明治32年)に1,000灯を超え1903年明治36年)には3,000灯に達した

※この「前身・和歌山電灯」の解説は、「和歌山水力電気」の解説の一部です。
「前身・和歌山電灯」を含む「和歌山水力電気」の記事については、「和歌山水力電気」の概要を参照ください。

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