制作メンバー
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「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の記事における「制作メンバー」の解説
本作では作品世界観の構築のため「アステロイド6」という制作チームが結成されている。作者である高島雄哉自身も含まれており、人数は7名。前述の梅野と西川のほか、『宇宙戦艦ヤマト2202』の脚本担当の1人である岡秀樹、そしてアマチュアで活動していたヤマトファンである我が家の地球防衛艦隊・さたびー・扶桑かつみの3名がメンバーとなっており、岡以外は公式のヤマト制作には初参加、しかも半数は業界人ではない。メンバー一覧ではそれぞれ「アステロイド○号」と称している。 当初は高島個人の解釈によるスピンオフ小説という体で制作が進んでいた模様。しかし、公式ファンクラブ会報誌での連載であることから内容如何に依らず「ヤマトシリーズの正史」と見なされる可能性があり、「ライトなファン」を自認している高島に「自分が軽々しくヤマトの世界を描いていいのか」という不安があったため、彼と担当者の相談の結果『2202』『2205』でヤマトに関わっている岡に合流してもらった。合流した岡は、高島の第1話初稿は高島自身の懸念通り「正史」と手放しで認めるのは難しい内容だと感じていたものの、高島作品として良さを殺しかねないため安易に意見することもできず、さらには担当者から本作が単純な『完結編』と『復活篇』の中継ぎではなく、将来的な『復活篇』の続編への地ならしの意味もあるとも伝えられて非常に悩むことになるが、やがて混沌としていたヤマトの世界観を再整理して『完結編』と『復活篇』の間を埋める「正史」を作ろうと高島とともに決意することになった。しかしあまりの工数に手が足りないと岡が判断し、世界観構築のためのグループの結成を決断。35年来の友人である西川や、ブログや同人誌などでヤマトの二次創作や考察などを行っていた我が家の地球防衛艦隊・さたびー・扶桑を誘い入れ、アステロイド6を結成する。その後、根幹となる設定などが固まったタイミングで、イラスト担当として梅野が参加し、7名での制作活動を行うことになった。
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