初音島ドラマシアター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/29 20:37 UTC 版)
チャプター1「さくら」 さくらと音夢の気持ちのはざ間でゆれ動く気持ちがあらわされている。枯れない桜の木の下でさくらが純一に「好き」と言った時、純一は「鈍いから」と言っているが、さくらの想いは感じている含みがある。この時、純一はさくらと音夢のどちらも選べることができずに迷っている。 チャプター2「ことり」 人の心を読み取ることができる能力を持つ白河ことりが自閉症的になり、そんな状態のことりを見て勇気付けようとして学園の中庭で二人で抱き合うシーンがある。人目を気にせず人を想うことが素直に行動に出る優しい性格であることがわかる。 チャプター3「音夢」 虫垂炎(盲腸)になり、水越姉妹の親が経営する病院へ入院することになった。調理実習で音夢が作ったクッキーを食べた際に倒れて病院へ運ばれたため、当初は食あたりによるショック性のものと思われたが、診察の結果、虫垂炎であることが判った。 チャプター4「頼子」 外出恐怖症のネコミミメイドの頼子をピクニックに誘おうと、夜な夜な頼子を外出特訓する。しかしピクニックの日は雨になりそうな天候であった。そんなある日、近くのショップに「何でも願い事がかなうガラスの靴」が存在することを知る。ピクニックの日に雨にならないよう、そのガラスの靴に願いをかけようと音夢や美春達と一緒に頼子を誘って出かけようとする。もともと猫であった頼子は純一のそばにいることができる人間になる願いをかなえてしまったため、そのガラスの靴に願いをかけると元の猫に戻ってしまうのではないかと悩む。頼子の悩んでいる理由が分からない純一は、そんな頼子にガラスの靴の「シンデレラ」の話をする。願いが一つ終わっても、また願いをかなえられるようにすれば良いと。それを聞いた頼子は純一に抱きついて泣き崩れる。純一は恋愛には鈍感だが困ったり悩んだりしている人には積極的に手を差し伸べようとする心温かい性格の持ち主であることがわかる。 チャプター6「萌&眞子」 水越姉妹の親が経営する病院の関係で、姉である萌が見合いをすることになった。いつもなら見合いの席で寝てしまうため見合い相手から断られてしまうのだが、見合いの席で寝るのは度胸があるとのことで、見合い相手から積極的に交際を申し込まれてしまう。その申込みが嫌で、以前学園屋上で鍋をしていた時に偶然デジカメで撮った純一とのツーショット写真を見合い相手に送ってしまう。それが原因で、萌とカップル役をやらされデート中のシーンをビデオ撮影し、見合い相手に送るはめになってしまう。しかし、困っている萌の気持ちを考え一生懸命にカップル役を演じる。ビデオの撮影中に雨が降ってきて、純一が着ているジャケットを萌に着せるなど、優しい心配りの一面がうかがえる。アニメでは眞子とカップル役をやっているので、姉妹ともどもにカップル役をやらされている。
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