初期のDTPに対する電算写植の利点とは? わかりやすく解説

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初期のDTPに対する電算写植の利点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:04 UTC 版)

電算写植」の記事における「初期のDTPに対する電算写植の利点」の解説

1980年代から1990年代にかけての初期のDTPに対する電算写植の利点は、以下のようなものがあった。 写研SAPCOL(サプコル)に代表される組版プログラム開発は、日本語組版ルールに基づくページレイアウト可能にし、DTPよりも「美しい」組版ができた。 DTPでは希望する書体使えない和文組版ルールへの対応が甘い、あるいは数式和文混在しページを満足に組めない 対話型組版マウスキーボードフォント位置をいちいち指定するような組版)では大量ページ物を組む効率悪く、「コード」を使った自動組みでは電算写植一日の長がある 一方で上記DTP欠点1990年代から2000年代にかけて解消されていった電算写植からDTP移行においては電算写植機の「コード」をAdobe InDesignの「スクリプト」やXML置き換える試みがなされ、また日本語大量ページ物組版効率化への要求に対しては、モリサワがMC-Smartを用意した。 なお電算写植1960年代には旧来の写真植字機構電算機管理制御する形式であったが、1990年代には市販サーバーPCベースシステムとなり、PostScriptへの対応やWYSIWYG実現したシステム登場するなどDTPに近い機能備えるようになり、DTPとの差はあまりなくなっていた。

※この「初期のDTPに対する電算写植の利点」の解説は、「電算写植」の解説の一部です。
「初期のDTPに対する電算写植の利点」を含む「電算写植」の記事については、「電算写植」の概要を参照ください。

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