初期に電力小売り事業に進出した私鉄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 08:47 UTC 版)
「関西私鉄の電力供給事業」の記事における「初期に電力小売り事業に進出した私鉄」の解説
電鉄会社で最初に電灯電力を一般に供給したのは小田原電気鉄道で、鉄道の開通と同じ年の1900年(明治33年)5月に自社の水力発電所からの電気を使って電力小売りの営業を開始し、翌年8月に大師電気鉄道から社名を変更した京浜電気鉄道(のちの京浜急行)が地元の商店街の要望に応じて自社の火力発電所から電灯電力の供給を始めた。首都圏以外では岐阜県の岩村電気軌道(後に名古屋鉄道に併合)が自社の有する水力発電を使って1906年(明治39年)に12.6kmの電気軌道を開通させ、翌年余剰電力で電灯事業(電力小売り)の営業を開始した。
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