初代行政長官に就任
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1999年5月15日にマカオ特別行政区行政長官に当選、同12月の同特区成立と同時に就任した。 2004年、無投票で再選となった。外資誘致などで2004年から2桁の経済成長に成功してマカオを世界で最も1人当たりの国内総生産(GDP)が高い地域の一つにし、医療費などを無料化する高福祉政策を行って先進国水準の公共サービスや社会保障制度も充実させた。 2008年、インフレ対策や富の再分配を名目とするマカオ市民への9000パタカ(約12万円)の定額給付金を開始した。 2009年には同じ一国二制度を行う香港で撤回に追い込まれた国家安全条例案と同様に国家分裂行為など反政府活動を禁じる国家安全維持法(中国語版)の制定に成功した。 2009年12月19日に行政長官を退任した。後任はマカオ前社会文化司司長(社会文化長官)の崔世安。退任後の2010年3月13日、第11期中国人民政治協商会議副主席に選出された。
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