初代賛平と小町水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:16 UTC 版)
1878年(明治11年)、静岡出身の初代平尾賛平が東京市日本橋区馬喰町1丁目6番地(現東京都中央区日本橋馬喰町1丁目)で化粧品店を開業、これが平尾賛平商店の創業である。同年、化粧水「小町水」を発売し、翌年1879年(明治12年)2月、屋号を「岳陽堂」とする。1891年(明治24年)、慶應義塾在学中の二代目平尾賛平の命名により、「ダイヤモンド歯磨」を発売する。 このころ初代賛平は、彫刻家の後藤貞行や高村光雲との交流があり、とくに東京美術学校(現東京藝術大学)教員時代の高村には大いに資金援助し、谷中に持ち家を持たせもしたが、高村は律儀に返済をしている。
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