刈高祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 01:39 UTC 版)
「愛知県立刈谷高等学校」の記事における「刈高祭」の解説
刈谷高校の生徒全員が参加する学校祭が「刈高祭」である。3年1組・2年1組・1年1組で「1組団」、3年2組・2年2組・1年2組で「2組団」…という具合に学年を組番ごとに縦割り団を形成し、その団同士の成績で優劣を競い合う。各団はそれぞれテーマになる色とモチーフを決め、団の名前も考える(例:蒼迅団、極煌団など)。 刈高祭は「合唱祭」「文化祭」「体育祭」の3つに分けられ、3日間に渡って行われる。生徒は後述する「応援団」「合唱団」「デコレーション」「クラス展示」をそれぞれ1つ選択し、指定された期間にてその練習・作業に取り組む。 合唱祭 - 刈谷市総合文化センターにて行われ、合唱団による発表が行われる。また、団の発表の後に合唱部による発表がある。 文化祭 - 校舎内にて行われ、クラス展示の発表が行われる。部活や有志の発表もある。 体育祭 - 刈谷市総合運動公園のウェーブスタジアムにて行われ、各個人が各競技に参加し、応援団の発表(応援合戦)も行われる。 このように刈谷市の設備を活用して刈高祭は行われる。なお体育祭は、校舎が新しくなる以前は校庭にて観客席の台を設置して行われていたが、2015年頃に校舎が新しくなる際にプレハブ校舎が校庭に設置されたことを機に刈谷市総合運動公園で行われるようになった[要出典]。また、合唱や応援合戦の様子を収録したDVDが毎年発行されている(2,000円)。 生徒が選択する「応援団」「合唱団」「デコレーション」「クラス展示」について説明する。 応援団 - 体育祭における花形競技である応援合戦を行う。学ランに団の色のタスキ、ハチマキを着用し太鼓に合わせ演舞を行い、声の大きさ、演舞のキレの優劣を競う。ところどころで扇子を使用する。刈高100周年ならびに平成最後の体育祭では、白団(皐麗団)が九尾をモチーフにし優勝を飾った。その評判はとても高く、地元のケーブルテレビ局により中継されることもあった。西三河地域の中学、高校は上記のDVDを見て応援合戦の参考にすることも多く、なかにはまるまる真似をするところもある。卒業後もこの「応援合戦」をしたいと考えるものが多く、「青春応援団我無沙羅」が2003年に設立された。 合唱団 - 課題曲、自由曲を1曲ずつ歌い、その優劣を競う。 クラス展示 - 通称「クラ展」。いわゆる普通の高校の文化祭と同じである。 デコレーション - 大きな無地の旗に団の色、動物を基にしたイラストを描き上げ、団旗を作る。応援団の使用する扇子に色を付けたり団共通のTシャツのデザインをしたりもする。
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