出席者の選出
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「朝鮮労働党第8次大会」の記事における「出席者の選出」の解説
2020年12月31日付け朝鮮中央通信報道「朝鮮労働党第8次大会のための準備事業を積極的に推進」などによると、第8次党大会に出席する代表者(出席者)は、2020年12月に行われた各級組織代表会で選出された。 報道によると、これらの各級組織代表会では「(党大会の召集を決定した)党中央委員会総会の思想と精神に立脚して、当該の党組織の総括期間の活動を全面的に総括」し、党組織の新しい指導機関と党大会の代表者(出席者)とオブザーバーを選出した。 選出にあたっては党大会召集の決定書に基づいて、党員1300人当たりにつき1人の決議権代表者、党員候補1300人当たり1人の発言権代表者(オブザーバー)を選出することが決定していた。 各級組織代表会で選出された代表者の資格は2020年12月29日に開催された党政治局会議で行われた資格審査で承認が行われたほか、党大会の執行部と幹部壇、書記部の構成案など、党大会の議事運営に関する審議が行われ、党大会を2021年1月初旬に開会することに関する決定を採択した。 各級組織代表会で選出された代表者らは平壌に移動し、2020年12月30日に党大会の代表証を授与されたほか、「われわれの胸の中には不世出の偉人、絶世の愛国者で、革命の大聖人であり、チュチェの太陽である主席と総書記への募る懐かしさが沸き溢れている。いつもわれわれの心の中にとわに生きて心の柱となり、屈することのない信念と闘争意志を与えてくれる主席(金日成)と総書記(金正日)を生存していた時のように党大会の偉大な代表者として高くいただいて革命の新たな勝利を目指す路線と戦略を採択するのはわが党と革命の要求であり、全ての党員と人民の一様な志向と意志、当然な道理である」(代表証授与式で党大会準備委員会委員長で党副委員長・組織行政部長兼政治局員の金才龍が行った演説より)として、金日成と金正日にも代表証が授与されたと朝鮮中央通信は報じた。
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