出入司支配
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 15:41 UTC 版)
以下の役職は仙台市史の組織図で出入司支配直下に位置づけられているもの。『宮城県姓氏家系大辞典』記載の追記部分は(宮)と末尾に表記。 郡方吟味役 享保14年(1729年)に設置。代官経験の豊かな者から4人登用。月番制が採られた。 郡奉行(こおりぶぎょう) 仙台藩は飛び地を除いて南・北・中奥・奥の4区に分かれており、各区1名ずつ配置されているので人員は4名。但し時代により定員の変更があり、元禄5~6年(1692年~1693年)頃に5名、元禄10年(1697年)には9名に増員され、9管轄制になったが、その後8名になり、享保14年(1729年)には4管轄制に復して4人に減員されている。平素、仙台城中に勤務。享保16年(1731年)には龍ヶ崎奉行を兼役。月番制が採られた。 納戸 作事方 かつては作事奉行があり、その管轄だったが、享保11年(1726年)に作事奉行が廃止となり、出入司直轄となる。 鍛冶奉行 京都留守居 京都藩邸の責任者で江州代官を統括。江戸中期には勘定奉行が京都留守居を兼役した。 龍ヶ崎奉行 享保16年(1731年)に単独の役職としては廃止となり、職務は郡奉行の兼役となる。後に単独の役職として復活。 勘定奉行 勘定所や扶持方、山林方などを統轄。江戸中期には京都留守居を兼役する。 相走足軽 麻布屋敷役 大崎屋敷役 品川屋敷役 深川屋敷役 津方 常州平潟御穀役人 潮来・銚子御国御穀横目 深川並御国御穀横目 御国津方御穀横目 豆州下田御穀役 房州館山御穀役 総州奥津御穀役 二丸御留守居添役(宮) 中奥本〆横目(宮) 考役人(宮) 郡方吟味役(宮) 村横目(宮) 郡方会所横目(宮) 蔵方横目(宮) 両替所見届(宮) 京都御買物方本〆(宮) 京都定詰御使番(宮) 金山本〆(宮) 扶持方所横目(宮) 山林方(宮) 馬方(宮) 塗師役人(宮) 評定所御賄方(宮) 荒物方御賄役(宮) 塩味噌方定横目(宮) 塩味噌方役人(宮) 日肴役人(宮) 肴蔵見届本〆(宮) 肴蔵御役人(宮) 江戸御国御下大所定見届(宮) 江戸御下大所役人(宮) 国御下大所役人(宮) 品川屋敷役御塩味噌添役(宮) 牢指引役人(宮) 諸舟作立役(宮) 塩方本〆(宮) 原町御塩売方所見届(宮) 原町御塩売方所横目(宮) 薬園役(宮) 細工番頭立(宮) 番外士(宮) 検校(宮) 足軽(組抜並)(宮) 小人(組抜並)(宮) 絵師(宮) 鉄砲薬調合役(宮)
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