出入国の注意
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 13:38 UTC 版)
「ベン・グリオン国際空港」の記事における「出入国の注意」の解説
セキュリティチェック ベン・グリオン国際空港ではテロリスト流出入防止、もしくは本人が気づかないうちに利用されて危険物を所持していないか確認するため、出入国のセキュリティチェックを非常に厳しく執り行っている。入国時は複数の係官が入れ替わり質問を行う場合がある。出国時は特に厳しく、チェックインカウンター前で係官が質問する。これに要する時間は数分で済むこともあれば1時間以上かかることもある。その内容は目的や旅程、航空券購入先、宿泊先、同行者の関係、イスラエルに友人はいるか、荷造りはどこでしたかなど多岐に渡る。特に、外国人(非イスラエル人)に対しては厳しい。 出国時は3~4時間前に空港に着くように要請されており、質問の他に荷物を開封して確認することもある。 入国証印・出国証印 一部のイスラム諸国(特にイスラエルと直接戦争している国)では、パスポートにイスラエルの出入国証印があると入国を拒否されることがあり、どうしても行きたい場合は基本的にパスポートの再発行しか方法がない。イスラエル入国時と同じパスポートでそういった国へ行く場合は、入国審査時に「No Stamp Please.」と申し出てパスポートに入国証印を押印されないようにすること。尚、出国時も申し出ないと出国証印が押印されるので、同様に申し出る必要がある。ただし、申し出ても係官が勝手に出国証印を押してしまうことがある。近年では、出入国印の代わりに、滞在資格(期限)、パスポート情報、パスポートの顔写真が印字された出入国カードが手渡されるため、特に申し出なくても良い。
※この「出入国の注意」の解説は、「ベン・グリオン国際空港」の解説の一部です。
「出入国の注意」を含む「ベン・グリオン国際空港」の記事については、「ベン・グリオン国際空港」の概要を参照ください。
- 出入国の注意のページへのリンク