凍結怪獣 ガンダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「凍結怪獣 ガンダー」の解説
第25話「零下140度の対決」に登場。 ポール星人に操られる怪獣。長い顔に大きな口、カタツムリのように伸びた1対の目玉を持つほか、ハトのような鳴き声を出す。口から吐く猛烈な冷凍ガスで地球防衛軍基地の周辺を氷漬けにしたうえ、その地中から動力炉地下ケーブルも破壊して隊員たちを大いに苦しめる。ミクラスと死闘を繰り広げ、飛行能力などを駆使して打ち負かすが、セブンとの戦いではウルトラ念力で投げ飛ばされ、アイスラッガーで首と両腕を切断されて息絶える。 スーツアクター:山村哲夫当初は西京利彦が演じる予定だったが、着ぐるみを小さく作ったために撮影前日に山村に変更された。高野宏一監督は宙吊りでの撮影が多いことを考慮し、補助のアクターに渡辺政美をスタンバイさせた。 デザインは成田亨によるもので、翼は動物的でも機械的でもなく、彫刻の処理を応用したものとしている。 未発表作品『宇宙人15+怪獣35』では、15人の宇宙人たちが手を組んで結成された宇宙人連合により蘇生され、東京に出現するシナリオが予定されていた。 DVD『ウルトラマンゼロ&ウルトラヒーロー 超決戦DVD』では冷凍ガスの名称をクールブロウと紹介している。 他の作品への登場漫画『かがやけ ウルトラの星』では、怪獣軍団の一員として登場。ガッツ星人に率いられて中部地方に出現し、新ウルトラマンと戦う。 漫画『ウルトラ怪獣大戦争』では、ウルトラの国の怪獣独房にゼットン、アイロス星人、パンドンと共に収容されていたところ、セブンの抹殺とウルトラ族の全滅を目論むダーク・ゴッドの作戦に応じて脱獄し、他の3体と共にメカ改造強化を受けてパワーアップする。セブンを追い詰めるが、ウルトラの国の新兵器ウルトリアバイクによって、他の3体ともども破壊される。 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では、ブラック指令が指揮するエンペラ空軍の闇闘士となっている。それ以前にも、モブキャラクターが観戦客として姿を見せている。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている。同作のイメージボードにも姿が描かれている。 『ウルトラゾーン』第18話アイキャッチでは、かまくらの中で餅を食べている様子が描かれている。
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