再落選、自由党離党とは? わかりやすく解説

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再落選、自由党離党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 10:08 UTC 版)

ウィンストン・チャーチル」の記事における「再落選、自由党離党」の解説

1923年5月ボナー・ロー喉頭癌首相退任した後任候補としてボールドウィンカーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵二人考えられたが、国王ジョージ5世は、庶民院優先してボールドウィン大命与えた。しかし同年11月、党を固めきれていなかったボールドウィンは、党をまとめる効果狙って、また世論保護貿易に傾いてきたと判断して関税改革掲げた解散総選挙打って出たチャーチルはこの選挙にレスター・ウェスト選挙区自由党候補として出馬したチャーチル保守党対立候補立てるのを控えてくれるのでは、という期待抱いていたが、保守党対立候補立ててきた。労働党からの攻撃激しくとりわけダーダネルス作戦に関する世界危機第2巻出版され直後であったため、ダーダネルス作戦批判する野次盛んに飛んだという。結局労働党候補勝利しチャーチルは再び落選した。 この総選挙では自由党ロイド・ジョージ派とアスキス派が自由貿易擁護共闘していた。選挙戦保守党食料には関税かけない約束していたが、自由党労働党煽った結果結局「高いパンか安いパンか」が争点になっていった。その結果保守党87議席落として257議席となり、労働党191議席自由党151議席獲得し、どこも単独では政権作れない状態となった。 自由党指導者に復帰していたアスキスは、労働党政権誕生させる意向であったチャーチルは「社会主義政権など誕生させたら重大な国家危機生じる」としてこれに強く反対し、保守党自由党連携による反社会主義政樹立求めたが、受け入れられなかった。ここに至ってチャーチル反社会主義の信条失わぬため、自由党離党する決意固めた

※この「再落選、自由党離党」の解説は、「ウィンストン・チャーチル」の解説の一部です。
「再落選、自由党離党」を含む「ウィンストン・チャーチル」の記事については、「ウィンストン・チャーチル」の概要を参照ください。

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