再衰退期〜解散
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一時は勢いを取り戻したが再び勢いは弱まり、1999年(平成11年)に解散。越中・木村らは本隊に復帰、小原・後藤は“捨て犬コンビ”としてIWGPタッグ王座に就いた後、TEAM 2000に加入した。同ユニットには「AKIRA」に改名していた野上も創設メンバーに加わっており、野上・小原・後藤と、かつての盟友がTEAM 2000で活動する事になった。 2006年(平成18年)7月27日、6年ぶりとなるWARの大会「WAR FINAL 〜REBORN to FUTURE〜」が後楽園ホールにて行われ、メインイベントで平成維震軍が復活。8人タッグマッチで越中・青柳・齋藤、小原vs天龍・北原・折原・フジイが行われた。セコンドには引退した小林も姿を見せた。 2016年(平成28年)より、武藤敬司を中心に打ち出された興行プロジェクト「プロレスリング・マスターズ」では、第1回のメインイベントのタッグマッチに平成維震軍メンバーが抜擢され、越中、カブキ、AKIRA(野上)、齋藤、セコンドとして青柳が出場した。以降もマスターズ興行では平成維震軍のタッグマッチが頻繁に組まれ続け、2019年(平成31年/令和元年)1月にも越中のデビュー40周年記念興行に平成維震軍が再集結。越中の希望によって真霜拳號が新メンバーとして招かれた。 引退してサラリーマンに転職した小原、関係者も行方が掴めず近況が定かでない後藤の2名を除き、平成維震軍のメンバーは現在もこのような形で交流が続いている。青柳は左目失明、右足粉砕骨折のハンデを抱えて一度引退したが復帰し、2017年に2度目の引退を表明したカブキも時折セコンドとして帯同。品川区議会議員として政治活動を続ける木村はイベントなどに参加する。小林は2006年の復活以降は姿を見せる機会があまり多くないが、後述する書籍出版に著者の1人として加わった。 2020年(令和2年)、越中、小林、木村、カブキ、青柳、齋藤、AKIRAの計7名による共著として、「平成維震軍 『覇』道に生きた男たち」が辰巳出版から発行された。
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