再結成~2度目の解散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 01:06 UTC 版)
「ザ・ストーン・ローゼズ」の記事における「再結成~2度目の解散」の解説
2011年春、マニの母親の葬儀の際にイアン・ブラウンとジョン・スクワイアが15年ぶりに会話を交わす。これまで絶縁状態だった2人が再会したことで一気に再結成の機運が高まった。 2011年10月18日、イアン、ジョン、レニ、マニが記者会見を開き、再結成を発表。世界ツアーや新しいアルバムの制作も計画されていることがアナウンスされた。翌2012年6月29、30日、7月1日にマンチェスター北にあるヒートンパークにて再結成ライヴを行い、3日間で22万人を動員。同年7月27日にはフジロック・フェスティバル2012のヘッドライナーとして出演した。一連の再結成ツアーは成功を収め、1200万ポンドを稼いだと報じられた。 2016年5月、Youtubeに新曲"All for One"がバンドによりアップロードされる。6月にも同じくYouTube上に新曲"Beautiful Thing"の音源がアップロードされた。バンドによる新曲の発表は1994年発表の2ndアルバム以来22年ぶり。 2019年、ジョンが数年の憶測を経てバンドが再び終わったことを認めた。2017年、現時点で最後の公演となっている同年6月のグラスゴー公演で、イアンが「終わることを悲しまないで、実現したことを喜んでほしい」と語ったことを受けて、これが最後のライヴになるのではないかと噂されていた。『ガーディアン』紙による新たなインタヴューに応じて、当該の公演がザ・ストーン・ローゼズとしての最後だったのかという質問に一言「そうだよ」と応じている。2015年にバンドが立ち上げたツアーのための会社が2017年10月に強制登記抹消の官報を受けたことが明らかになっており、同年12月24日に会社の登記が抹消され、清算されている。ジョンは「ごくわずかな期間だったのに、今でも大きな注目を集めてるわけでね。ステージに戻った時にあれだけの支持を得られた事には驚いてるよ」と、ザ・ストーン・ローゼズとして過ごした時間について次のように語った。ジョンはインタヴューの中で、バンドメイトであるイアン・ブラウンとは二人の関係性やバンドの政策についての話をしない協定を結んでいたことを明かしているほか、11月10日までロンドンのニューポート・ストリート・ギャラリーで開催される自身の展覧会「ディスインフォメーション」の初日にマニを招待したことも明かしている。
※この「再結成~2度目の解散」の解説は、「ザ・ストーン・ローゼズ」の解説の一部です。
「再結成~2度目の解散」を含む「ザ・ストーン・ローゼズ」の記事については、「ザ・ストーン・ローゼズ」の概要を参照ください。
- 再結成~2度目の解散のページへのリンク