公設秘書の殺人未遂事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 09:14 UTC 版)
「梅村みずほ」の記事における「公設秘書の殺人未遂事件」の解説
2021年4月25日、梅村の公設第一秘書Nが殺人未遂容疑で逮捕された。Nは大阪維新の会の横倉廉幸府議の娘の夫。2018年に「日本維新の会大阪市天王寺区支部」が設立されると、同支部の事務局長に就任し、2019年秋には梅村の公設秘書となった。逮捕に至る経緯および背景は以下のとおり。 同年4月23日、政府は、新型コロナウイルスの感染が拡大している東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に緊急事態宣言を発令することを決定した。発令期間は25日から5月11日までの17日間。そうした状況下であるにもかかわらずNは4月24日夜、堺市堺区向陵西町の幼なじみの男性の自宅で複数人で飲酒と食事をした。Nは屋外に出て男性と殴り合いとなり、いったん現場を離れたが、車で戻り、4月25日午前2時45分ごろ、男性宅前の路上で男性を車ではね、さらに車から降りて男性を殴る蹴るなどし殺害しようとしたとされる。 同年4月26日、梅村は記者会見し、謝罪。国会議員の歳費を半年分、返上する意向を示した。梅村は26日時点では「本人が殺意がなかったと言っているのであれば、本人を信じてあげたいです」などと述べていたが、28日、自身のホームページに「公設第一秘書逮捕に関するお詫び」と題する文書を発表。事件の経緯と謝罪の言葉を掲載し、4月27日にNの解任手続きに入ったこと、受け取らない半年分の議員歳費は、大阪府以外の自治体または医療機関などを対象に、新型コロナウイルス対策を中心とした寄付に充てることなどを明かした。5月14日、大阪地方検察庁は、Nの罪名を傷害罪に変更したうえで不起訴処分(起訴猶予)にした。関係者によると、被害者側との示談が成立しているという。
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