入法界品とは? わかりやすく解説

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入法界品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 09:23 UTC 版)

入法界品』(にゅうほっかいぼん)とは、大乗仏教経典華厳経』の締めとなる大部の経典(品)で、サンスクリットの原題は『ガンダヴィユーハ・スートラ』( : Gandavyūha Sūtra)。成立した経緯は明確ではないが、西暦200年から300年頃には完成していたようである[1]


注釈

  1. ^ 福生城とも。: dhanyā-kara-nagara
  2. ^ 普照とは普(あまね)く照らす、法界は真実の世界、修多羅とは梵語でスートラのこと。すなわち、「あまねく一切の真実のせかいを照らす経を、私はおまえに教えよう」の意。
  3. ^ 南方堕落鉢底城(Dvaravatin)。ここでは伝説上の都市のこと。
  4. ^ なお、『華厳経』のなかの「十地品」では、菩薩の修行(bhūmi)は瞑想を通じて行うと説く。

出典

  1. ^ Osto 2004, p. 60.
  2. ^ 大角修『善財童子の旅』春秋社
  3. ^ 善財童子とは - 日本大百科全書ニッポニカ
  4. ^ 彦坂 1993, p. 999.
  5. ^ 鎌田, 1988 & 69.
  6. ^ 彦坂 1993, p. 998.
  7. ^ a b 鎌田 1988, p. 72.
  8. ^ 善知識のこと
  9. ^ 陳 2016, p. 984.
  10. ^ 木村 1984, pp. 223–224.
  11. ^ a b 大角 2014, p. 289.


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