克郎&智佐子シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:22 UTC 版)
新潮社から新潮文庫として出版。スーパーとポテトシリーズを中心に、各作品で狂言回し的な役割を果たしているスーパーの兄・可能克郎と、その恋人萱庭智佐子(後に結婚)が主人公となるシリーズ。主人公コンビが探偵役をしないことと、現地取材せずに資料だけで書くというのがコンセプトである。そのため探偵役は毎回異なる。ただし、「湾岸鉄道殺人事件」のみは他社からの出版で、前述のコンセプトが当てはまらない。 ブーゲンビリアは死の香り シンガポール3泊4日死体つき(1984年 新潮文庫) 列車内での悲鳴はお静かに オリエント急行6泊7日死体つき(1985年 新潮文庫) 南の島のお熱い殺意 モルディヴ・ツアー7泊8日死体つき(1986年 新潮文庫) 自由の女神にないしょで殺人 ニューヨーク8泊9日死体つき(1987年 新潮文庫) 犯人のお好みは麻婆豆腐だった 上海6泊7日死体つき(1988年 新潮文庫) 婿ドノのいのちが危ない 1LDKエアコンなし死体つき(1989年 新潮文庫) 新妻は二度ずつ、だまされる! 豪邸タダで貸します死体つき(1990年 新潮文庫) 若夫婦の寝室に潜むヤツは誰だ 家賃格安オンボロ団地死体つき(1991年 新潮文庫) 殺人はフルコースのあとで 長良川鮎づくしツアー死体つき(1992年 新潮文庫) 湾岸鉄道殺人事件(1994年 ケイブンシャノベルス) 克郎のみの作品 殺されてみませんか(1985年 フタバノベルス / 1987年 双葉文庫) 奥飛騨、殺人慕情(2004年9月 有楽出版社 ジョイ・ノベルス) 津軽、殺人じょんから節(2005年5月 有楽出版社 ジョイ・ノベルス) 青葉城、殺人恋唄(2006年3月 有楽出版社 ジョイ・ノベルス)
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