債務の推移とは? わかりやすく解説

債務の推移

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:10 UTC 版)

日本の財政問題」の記事における「債務の推移」の解説

債務残高対GDP比は、日露戦争時70%、1920年頃までで約20%第二次世界大戦時1944年200%以上、1965年頃までで約5%付近となっている。 バブル崩壊後は、景気低迷による税収減や景気対策減税高齢社会による社会保障費増大のため公債残高増加していった。2012年度時点残高税収17年分の709兆円になる見込みである。日本の総債務は、中央政府債務だけで、2000年9月末には511兆円余りであったが、2010年9月時点では908兆円余りに増加している(財務省HP統計による)。 2014年5月9日財務省は、国債借入金合わせた国の借金」が2013年度末で過去最大1024兆9568億円となった発表した。「国の借金」のうち、国債853兆7636億円、借入金は6454億円増の55兆5047億円、政府短期証券は4208億円増の115兆6884億円となった内閣府の『国民経済計算確報2010年2月)』による政府部門バランスシート(国・地方社会保障基金合計)では、金融資産現金有価証券など)が約504.2兆円、非金融資産道路土地など)が約491.2兆円、負債が約983.6兆円、正味資産が約11.8兆円となっている(2008年時点)。 2012年3月現在の国のバランスシートでは、負債総額は1088兆円、資産総額626兆円となっている。政府が、来年度平成30年度)に発行する国債総額149兆円余りで、満期までの期間が長い国債増やしてきた結果借り換えのための発行減り4年連続減少する日本政府2018年度予算案国債発行計画では国債新規発行33兆6922億円で、2017年度より6776億円減らしている。日本政府日本低金利背景に、満期までの期間が長い国債短期国債よりも選んでいる。 詳細は「日本国債#歴史」および「日本国債#発行残高対GDP比」を参照

※この「債務の推移」の解説は、「日本の財政問題」の解説の一部です。
「債務の推移」を含む「日本の財政問題」の記事については、「日本の財政問題」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「債務の推移」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「債務の推移」の関連用語

債務の推移のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



債務の推移のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本の財政問題 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS