備中神楽とは? わかりやすく解説

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備中神楽


備中神楽

名称: 備中神楽
ふりがな びっちゅうかぐら
種別1: 民俗芸能
保護団体名: 備中神楽保存会
選択年月日 1970.06.08(昭和45.06.08)
都道府県(列記): 岡山県
市区町村(列記): 川上郡
代表都道府県 岡山県
備考 所在地同一都道府県内のもの(このデータ種別1から移行しています)
解説文:  備中地方行なわれる荒神信仰による採物神楽一種であり、神殿こうどの】と呼ばれる神楽の舞台を設け神殿設けない場合民家座敷舞台とする)、そこで「役指」「猿田彦の舞」など、つづいて天岩戸開きの段」「大国主命国譲りの段」「須佐之男命大蛇退治の段」など、さらに「剣舞」、「布舞」、「綱舞」、などの曲が演じられ託宣行なわれる天岩戸開きの段」「大国主命国譲りの段」「須佐之男命大蛇退治の段」は幕末西林が新様式整えたのである。)
 採物神楽一つとして地方的特色顕著重要なのである

備中神楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/02 05:14 UTC 版)

備中神楽(びっちゅうかぐら)は神楽の様式のひとつ。

概要

岡山県備中地方を中心に郷土芸能として行われている。旧来の荒神神楽に高梁市出身の神官で国学者の西林国橋が文化文政年間、神代神楽を加えて完成された神楽である。1979年2月24日に国の重要無形民俗文化財に指定された。

現在では郷土芸能としてだけではなく、備中地方の各地区で田舎芸能として行われ、住民に親しまれている。

特徴

備中地方では古来より荒神に奉納する神楽として荒神神楽が行われていた。これは主に猿田彦の舞・剣舞を中心としており、現在の備中神楽のように郷土芸能というよりはより神事に近いもので、神職のみが行っていた。しかし、文化・文政年間に京都で国学を学んでいた西林国橋が古事記日本書紀古今和歌集などを参考に、狂言歌舞伎など成熟しつつある芸能を取り入れて演芸性の高い神代神楽を加え、それまで神職のみが行っていたものを神職外の神楽太夫などが奉納するようになった。

特に茶利である松尾大明神(まつのおだいみょうじん)と太鼓奏者との漫才のような掛け合いが独特で人気がある。

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