採物とは? わかりやすく解説

とり‐もの【採(り)物】

読み方:とりもの

祭祀(さいし)で、神職手に持つ道具。特に御神楽(みかぐら)で、人長(にんじょう)が舞うときに手に持つもの(さかき)・幣(みてぐら)・(つえ)・篠(ささ)など。

神楽歌で、御神楽初めのほうで歌われる神事色の強い一群。もとは人長の舞を伴った・幣・・篠・弓・剣(たち)・鉾(ほこ)・(ひさご)・(かずら)の9曲。→採物の歌


採物

読み方:トリモノ(torimono)

神楽などで舞人が手にして舞う神聖な物。


採物

読み方:トリモノ(torimono)

神楽のとき人長が手にとって舞うもの

季節

分類 宗教


採物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 07:21 UTC 版)

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採物(とりもの)は、神事神楽において巫女神楽などが手に取り持つ道具。

古今和歌集』の「大歌所御歌」には杓(ひさご)の4種が記され、更に神楽歌の中にはこれに加えて幣(みてぐら)の5種が加えられて計9種類とされている。一説には杓と葛は元は一物(「杓葛」)であったとする説もある。

折口信夫は手に持って振り回すことで神を鎮める「鎮魂」の意味があったという説を立てている。

脚注

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参考文献



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