神楽の舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:16 UTC 版)
7月中旬に「観音様の祭礼(オカンノンサン)」が行われ、観音堂で古くから受け継がれてきた神楽の奉納が行われる。この神楽の舞には「下がり葉の舞」「幣の舞」「剣の舞」「狂の舞」の四つがある。 嘗て、鵜無ケ淵は交通に不便な土地であったため、全村で「お日待ち」を楽しみにして、伊勢音頭や村芝居に若者が熱中した。その後、神楽の舞が持ち込まれ、村芝居と共に段々と演じられるようになった。戦時中も、お日待ちの奉納神楽だけは毎年欠かすことはなかったという。 昭和30年代頃より、会社勤めの男子が増え青年団の維持が難しくなったが、1962年(昭和37年)に吉原市教委の鈴木富男より町内会長へ、静岡県郷土芸能大会テレビ出演の話があったことから、町内役員会で協議を行った。その結果、今日の鵜無ヶ渕神社神楽保存会が25名で結成された。
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