個人の取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:31 UTC 版)
「レジリエント・ツーリズム」の記事における「個人の取り組み」の解説
ユネスコではレジリエント・ツーリズムをサステイナブルツーリズムの延長線と位置付け、世界遺産センターのサイト内に個人旅行者が旅をする際にやるべきことを公開した。 〔旅行前〕 世界遺産サイトの歴史・文化・自然環境・習慣・伝説などを世界遺産センターのサイトで調べる 混雑を避け人が少ない場所を目的地とし、ハイシーズンを回避する 現地でゴミを出さない荷造りをする 温室効果ガス排出の少ない移動手段を検討・手配する 〔旅行中〕 現地の文化を尊重し、可能であれば実践・体験する 現地の製品やサービスを購入・利用する。但し、絶滅の危機に瀕している天然資源由来のものは避ける フードマイレージが低い現地の食材を食べる(地産地消) 滞在先での光熱費や水、その他のエネルギー消費を減らす 〔旅行後〕 自身の体験の中から世界遺産保護に役立ちそうなヒントを多くの人に伝える 写真(特に危機意識を煽るようなもの)をSNSに上げて発信する 世界遺産保護に係る寄付を行う さらに、世界遺産委員会にオブザーバー参加するユネスコと協力関係にあるNGOなどが、レジリエント・ツーリズムをより禁欲的な旅とする「コンシャス・ツーリズム」(Conscious Tourism=意識高い系の旅)として提案している。
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