信永レッド【ｼﾝｴｲﾚｯﾄﾞ】（食用作物）
 | 登録番号 | 第5129号 |
| 登録年月日 | 1996年 8月 22日 | |
| 農林水産植物の種類 | そば | |
| 登録品種の名称及びその読み | 信永レッド よみ：ｼﾝｴｲﾚｯﾄﾞ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2005年 8月 23日 | |
| 品種登録者の名称 | 永田栄一 | |
| 品種登録者の住所 | 長野県須坂市大字小山１８０５ | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 永田栄一 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，加工業者から導入したそばから選抜育成された固定品種であり，花色が鮮紫ピンクのかなり晩生種である。 草丈，主茎長及び茎の太さは中，主茎節数は多，肉厚はやや薄，色は濃紅である。分枝数は多，草型は開張分枝伸長型である。葉の形及び葉色は中，大きさはやや小である。花色は鮮紫ピンク（JHS カラーチャート9205），登熟中の果皮色は赤である。粒型は 3稜型，粒の長さ，幅及び，長幅比は中である。１株稔実粒数は極多，子実千粒重はやや軽， 1株花房数はかなり多である。開花始及び開花期は晩，成熟期はかなり晩，生態型は中間型である。 「高嶺ルビー」と比較して，草丈が長いこと，葉の大きさが大きいこと，１株稔実粒数が多いこと等で，「信濃１号」と比較して，分枝数が多いこと，花色が鮮紫ピンクであること，１株花房数が多いこと，開花期及び成熟期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，昭和60年に出願者のほ場（長野県須坂市）において，加工業者から導入したそば種子（品種不詳）を播種した中にピンク色の花を発見し，61年以降花色の濃いものを対象として，選抜を繰り返して育成された固定品種である。平成４年にその特性が安定したことを確認して育成を完了した。 なお，出願時の名称は「信州永紅蕎麦」であった。 | ||
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