信濃の華【シナノノハナ】(きのこ類)
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登録番号 | 第6559号 |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 信濃の華 よみ:シナノノハナ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 7月 3日 | |
品種登録者の名称 | 農業生物資源研究所、社団法人長野県農村工業研究所 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台2丁目1番2号、長野県須坂市大字須坂787番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永冨成紀 西澤賢一 細川奈美 浅田敏之 鈴木生美 床尾力哉 野口弘夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,黄白色系菌株「K1」の変異株を選抜して育成したものであり,株の開帳度が中間型で,菌柄の基部の色の少ない施設栽培向きの品種である。 菌傘断面の形態はまんじゅう形,色は白である。菌柄のねじれの程度は普通,断面の形は正円,基部の色の程度は少,太さは2㎜,分岐は普通,接着程度は普通である。子実体の発生型は中間型,株の開張度は中間型,有効茎数は201~400本である。寒天培地上の菌糸の最適生長温度は23℃,菌かきから原基形成までの期間は9日,原基形成から収穫までの期間は20~22日である。 「中野JA」と比較して,原基形成から収穫までの期間が短いこと,株の開帳度が中間型であること,菌柄の接着程度が少ないこと等で,「ホクトM-50」と比較して,菌かきから原基形成までの期間が長いこと,子実体の発生型が中間型であること,株の開帳度が中間型であること,有効茎数が少ないこと等で区別性が認められる。 なお,「中野JA」及び「ホクトM-50」との対峙培養において,菌叢の濃淡差が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に黄白色系菌株「K1」から得られた突然変異株を選抜,以後,栽培試験及び特性の調査を継続し,諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「臥竜1号」であった。 |
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