信州大黄S【シンシュウダイオウエス】(工芸作物)
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登録番号 | 第14533号 |
登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
農林水産植物の種類 | だいおう | |
登録品種の名称及びその読み | 信州大黄S よみ:シンシュウダイオウエス |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 武田薬品工業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 川西史明、長岡良典、土田智生、小笠原巖、尾崎和男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「シンシュウダイオウ」(後の「信州大黄」)の自然交雑実生の中から選抜、育成されたものであり、薬用向きの品種である。草高及び茎の高さは中、茎の表面の色は有である。葉形は円形、葉の先端の形は鋭、大きさは中、葉縁の切れ込みは深裂、葉身の色は黄緑、葉柄のアントシアンの有無と程度は無~微である。根茎の外面の色は褐である。花序の形は斜上、花の色は濃である。翼果の形状は卵形、大きさは中、色は褐である。株張りは大である。開花期の早晩性は中、耐暑性は弱、耐倒伏性は無である。エキス及び成分含有率は高、乾物率はやや高である。「信州大黄」と比較して、成分含有率が高いことで区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和58年に出願者の委託先のほ場(長野県茅野市)において、「シンシュウダイオウ」(後の「信州大黄」)の自然交雑実生を採種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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