便・尿の色の異常一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:38 UTC 版)
「便の色・尿の色」の記事における「便・尿の色の異常一覧」の解説
異常な大便の色と原因便の色原因黄色 下痢、脂肪便、薬剤 緑色 下痢、葉緑素含有食品の大量摂取 黒色 上部消化管出血、鉄剤使用、蒼鉛剤使用 赤色 下部消化管出血、血便 灰色 胆道閉塞(閉塞性黄疸)、バリウム服用、薬剤 異常な尿の色と原因尿の色疾患による着色の場合尿を着色させる薬剤無色 多尿 なし 黄色の蛍光色 なし ビタミンB2 黄褐色 ビリルビン尿、ウロビリン尿、濃縮尿 ニトロフラン類、カスカラ、スルフォンアミド等 赤色 血尿、ヘモグロビン尿、ミオグロビン尿、ポリフィリン尿 酸性で赤:アンチピリン、サルファ剤、アミノピリンなど。アルカリ性で発色:大黄、センナ、ジフェニルヒダントイン、フェノールスルフォンフタレインなど 黄色 正常な尿 ビタミンB12 黒色 メトヘモグロビン尿、アルカプトン尿、メラニン尿(メラノーマの全身転移) L-ドーパ、ナフトール、フェノール、ピロガロールなど 緑色 ピリペルジン尿、緑膿菌などの細菌感染 インドシアニングリーン、フェノール類、ピロガロール 青色 (青いおむつ症候群、紫色採尿バッグ症候群) エバンスブルー、メチレンブルーなどの色素、インジゴカルミン、ニトロフラン類 乳白色 脂肪球、膿尿
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