ヘモグロビン尿とは? わかりやすく解説

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血色素尿, ヘモグロビン尿

【英】:Hemoglobinuria

何等かの原因大量赤血球崩壊して遊離した血色素が、肝臓脾臓中に収容しきれぬため尿中排泄されたもの。尿は赤褐色ないし暗褐色呈し多量蛋白質を含むが赤血球はない。ただ血色素沈澱顆粒状塊状、または円柱状に存在する水のような低張液静脈内投与すると血管内溶血のため血色素尿がみられるが、これは腎疾患ではない。
マウスラットウサギイヌサル  程度

血色素尿症

(ヘモグロビン尿 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 13:46 UTC 版)

血色素尿症(けつしきそにょうしょう、hemoglobinuria)とは尿中に血色素(ヘモグロビン)が出現する状態。ヘモグロビン尿症とも呼ばれる。短時間に大量の赤血球が破壊されると、肝臓脾臓の処理能力を超えるため、ヘモグロビンが血漿中に溶出し、腎臓から排出するために生じる。通常は貧血黄疸を伴う。

関連項目

参考文献

  • 獣医学大辞典編集委員会編集『明解獣医学辞典』チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104



ヘモグロビン尿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:38 UTC 版)

便の色・尿の色」の記事における「ヘモグロビン尿」の解説

血管内で溶血赤血球壊される)し、遊離したヘモグロビン少量ならば腎・肝で回収されるが、大量だと回収が間に合わず尿に排出される。ヘモグロビン尿では赤血球混じらないため、混濁はせず清澄で、顕微鏡観察でも赤血球は見つからない溶血にいたる原因はさまざまであるが、輸血副作用自己免疫性溶血重症感染症セフェム系抗生物質副作用極度に強い運動行軍ヘモグロビン尿症)などがあげられる

※この「ヘモグロビン尿」の解説は、「便の色・尿の色」の解説の一部です。
「ヘモグロビン尿」を含む「便の色・尿の色」の記事については、「便の色・尿の色」の概要を参照ください。

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