依存症回復プログラムの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 04:01 UTC 版)
「ワンネスグループ」の記事における「依存症回復プログラムの特徴」の解説
治療共同体(TCモデル) クラアントが共同生活をしながら回復の道を歩む「治療共同体(TCモデル)」を採用。米国アリゾナ州にあるAmityで行われているグループの進め方、治療共同体の築き方に順じ、自分の感情に気づき、理解・表現していく能力「エモーショナル・リテラシー」を高めること、お互いに教えあい、学びあう場としての「ティーチング・セラピューティック・コミュニティ」を目指している。 ポジティブ心理学 人やその集団が強みを生かし、より良い生き方をしている状態(ウェルビーイング)を目指す、心理学の一領域。マーティン・セリグマン博士によって創設。 ゴースキー メソッド クライアント自らが自分の行動や生活習慣を管理するために行うトレーニング。米国のテレンス・T・ゴースキー氏によって開発された。 プレジャー プログラム それまでの依存対象に頼って得ていた偽りの充足感の代わりに、自然の中で身体を動かし、健康的な自由・充足感を体験するために組まれたプログラム。クライアント同士が話し合い、毎週のプログラムを決めていく。 エンカウンターグループ クライアント同士が、自分の意見や気持ちを自由に語り合う場。対話を重ねることで、対人関係を改善するスキルを身につけるとともに、受容されている安心感から、自己肯定感を醸成していく。クライアントが問題を抱えた場合、即座に開かれる。 リカバリー ダイナミクス(RD) 依存症回復で広く使われている、いわゆる12ステップのプログラム。自身の感情を棚卸し、根本的な問題や解決策へとアプローチできるスタンダードな方法である。施設を卒業後も、自助グループなどで同じやり方が引き継がれる。ワンネス財団では、依存症の当事者だけでなく、その家族のためのプログラムも開発。幅広く援助している。
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