佐世保電気時代とは? わかりやすく解説

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佐世保電気時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:55 UTC 版)

佐世保電気」の記事における「佐世保電気時代」の解説

京都電気佐世保支店事業買収した佐世保電気株式会社は、事業受け皿として福澤桃介松永安左エ門らによって発起され、1912年10月17日佐世保市福石町資本金100万円(25万円払込)にて設立された。社長に福澤取締役松永らが就いた当時福澤福岡市本社を置く電力会社九州電灯鉄道相談役松永同社常務取締役であった佐世保電気による経営の期間は短く、翌1913年大正2年9月15日佐世保電気上記九州電灯鉄道との間で合併契約締結された。合併に際して存続会社九州電灯鉄道側で、同社増資の上佐世保電気株主対し同社株式2万額面50円のうち30払込み)と九州電灯鉄道新株1万8,082額面50円のうち25払込み)を交換する、という合併条件であった合併契約30日株主総会承認されるが、佐世保電気側の一部株主には、将来有望会社であったにもかかわらず合併条件が悪いため合併延期希望する、と主張する者がいたという。 1913年11月30日九州電灯鉄道にて合併報告総会開かれ合併手続き完了した。このとき、同じ長崎県大村諫早地方供給区域としていた大諫電灯合併されている。九州電灯鉄道長崎県進出この後続き1916年大正5年)には長崎電気瓦斯合併された。この間1914年大正3年8月送電線佐世保変電所完成し佐賀県川上川嘉瀬川)にある水力発電所から佐世保への電力供給開始されたことで、佐世保発電所当時出力530キロワット)は廃止となった佐世保電気合併から8年半後の1922年大正11年)、九州電灯鉄道名古屋市電力会社関西電気旧名古屋電灯)と合併東京本社を置く東邦電力株式会社成立した佐世保市では、東邦電力時代には同社佐世保支店設置されていた。

※この「佐世保電気時代」の解説は、「佐世保電気」の解説の一部です。
「佐世保電気時代」を含む「佐世保電気」の記事については、「佐世保電気」の概要を参照ください。

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