佐々木清高とは? わかりやすく解説

佐々木清高

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 04:10 UTC 版)

佐々木 清高(ささき きよたか、生没年[注釈 1][2]永仁3年(1295年) - 元弘3年/正慶2年5月9日1333年6月20日))は、鎌倉時代後期・末期の武将[2]隠岐守護。官位は左衛門尉[2]隠岐[2]。古典『太平記』では隠岐判官とも記されている。


注釈

  1. ^ a b c 近江国番場宿蓮華寺過去帳』に1333年に(数え年で)39歳で死去した旨の記載が見られる[1]
  2. ^ 元服はおおよそ10代前半もしくはこの前後で行われることが多かったことから、生誕年も1300年代、或いは早くとも1290年代の間であったと推定することができ、『近江国番場宿蓮華寺過去帳』の記載はこれに一致するので、その記載が元服の年次および高時と烏帽子親子関係を結んだことを裏付けていると言える[1]
  3. ^ a b 1333年時点での隠岐守護は当初は清高であったが、後に塩冶高貞へと交代している[4]

出典

  1. ^ a b 紺戸 1979, p. 20.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 安田 1990, p. 240, 勝山清次「佐々木清高」
  3. ^ 紺戸 1979, p.15系図・p.21.
  4. ^ 西ヶ谷 1998, p. 199.
  5. ^ a b c d e f g 西ヶ谷 1998, p. 198.


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