佐々木宗清とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 佐々木宗清の意味・解説 

佐々木宗清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 14:05 UTC 版)

佐々木 宗清(ささき むねきよ、生没年不詳)は、鎌倉時代中期から後期にかけての武士隠岐宗清とも。通称は左衛門尉[1]隠岐[1]豊前守[1]従五位上[1]

佐々木時清の子[1]。母は大曾禰長経の娘[1]。妻は京極宗綱の娘。子に清高[1]、清嗣[1]、秀清[1]、清貞[1]、清顕[1]

北条時宗得宗家当主であった頃(弘長3年(1263年)- 弘安7年(1284年))に元服をし、その偏諱(「宗」の字)を授かったとみられる[2]生没年については未詳である。

備考

  • 『皇年代記』正安3年(1301年正月18日条では「佐々木隠岐前司宗清」とするが、他の史料からその父・時清の誤記とされる[3]
  • 『尊卑分脈』の系図において、京極宗綱の娘を宗清の母としているが、年代的にこれは誤りで、実際には宗清の妻で清高の母と考えられている[3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 尊卑分脈』〈新訂増補 国史大系〉。 
  2. ^ 紺戸淳「武家社会における加冠と一字付与の政治性について」『中央史学』2号、1979年、p.15系図。 
  3. ^ a b 細川 2000, 巻末基礎表p.73

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐々木宗清」の関連用語

佐々木宗清のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐々木宗清のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐々木宗清 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS