住民票の写しをコンビニエンスストアで取得する方法
住民票の写しをコンビニエンスストアで取得するメリット
2017年から、コンビニエンスストアにおいて、住民票など役所の発行する証明書が取得できるようになった。コンビニエンスストアで取得できるメリットとしてはまず、早朝や夜間、休日など役所が開いていない時間でも取得できる点が挙げられる。次に、発行手数料が役所よりも安価な点が挙げられる。市区町村の役所を利用した場合、1部あたり300円程度の手数料がかかるが、コンビニエンスストアでは200円~250円程度で済む。また、取得に際しての申請書の提出が不要なこと、待ち時間がないことなどもメリットとして挙げられる。住民票の写しをコンビニエンスストアで取得するために必要なもの
住民票の写しをコンビニエンスストアで取得するには、マイナンバーカードと発行手数料が必要である。ただし、個人番号の通知カードは利用できない。住民基本台帳カード(住基カード)は、利用できる地域とできない地域がある。なお、住民票の写しの他に、住民票記載事項証明書や印鑑登録証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写し、各種税証明書なども取得できる。ただし、市区町村により取得できない証明書がある。
住民票の写しを取得できるコンビニエンスストアの一覧
住民票の写しは、下記のコンビニエンスストアで取得できる。ただし、マルチコピー機が設置されている店舗でのみ取得できる。マルチコピー機とは、コピーや写真の印刷ができるコピー機のことである。ちなみに、スーパーマーケットや日本郵便などに設置されているマルチコピー機でも住民票の写しなどの証明書を取得することができる。
住民票の写しをコンビニエンスストアで取得する手順
マルチコピー機の画面に表示される内容は、どのコンビニエンスストアでもほとんど同じである。- マルチコピー機のタッチパネルから、「行政サービス」を選択する。
- ご利用頂けるサービスの画面が表示されるので、「証明書交付サービス(コンビニ交付)」を選択する。
- 「証明書交付サービスご利用上の同意事項」の画面が表示されるので、内容を確認して「次へ」を選択する。
- 「以下の内容を確認し、よろしければ同意するボタンを押してください。」と表示されるので、「同意する」を選択する。
- マイナンバーカードをリーダライタ―にセットして「次へ」を選択する。マイナンバーカードの他に住基基本台帳カードでもよい。
- 「必要な証明書を選択して確定するボタンを押してください。」と表示されるので、「お住まいの市区町村の証明書」を選択し「確定する」を選択する。
- 「暗証番号を入力してください。(公的個人認証)」と表示されるので、4桁の暗証番号を入力する。
- マイナンバーカードをリーダライタ―から取り外す。
- 「必要な証明書を選択して確定するボタンを押してください。」と表示されるので、「住民票の写し」を選択し「確定する」を選択する。
- 「交付種別を選択肢て確定するボタンを押してください。」と表示されるので、「本人のみ」「世帯全員」「世帯の一部」のどれかを選択し「確定する」を選択する。
- 「証明書の記載事項を選択して確定するボタンを押してください。」と表示されるので、「世帯主・続柄の記載」の有無、「本籍地・筆頭者の記載」の有無、「個人番号の記載」の有無を選択し「確定する」を選択する。
- 「必要な部数を入力し、確定するボタンを押してください。」と表示されるので、部数を入力して「確定する」を選択する。ちなみに最大10部まで選択可能。
- 「発行内容を確認して確定するボタンを押してください。訂正を行う場合は前画面へボタンを押してください。」と表示されるので、内容を確認して、問題がなければ「確定する」を選択する。
- 発行手数料を入金する。手数料は自治体によって異なるが、1部200円から300円程度である。
- 「プリントスタート」を選択する。
- 住民票の写しとレシートを受け取る。
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