任官・昇任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:27 UTC 版)
都道府県採用警察官は、巡査を命じられ、そこから2 - 4年(最終学歴によって異なる)務めると昇任試験受験資格を得る。制帽は巡査と変わりはないが、制服(冬服および合服上衣)の両袖には銀色の斜め一本線の袖章が入る。国家公務員一般職試験で警察庁に入庁した準キャリアは巡査部長を初任とする。 警察組織の初級幹部であり、司法警察員に任じられる。巡査部長昇任試験は倍率20倍を超える難関であり、憲法や刑法などの法学、警察実務、社会常識にまつわる択一式の筆記試験のほか、論文、面接、逮捕術などの実技試験で構成され、出題される内容はどの部署に所属しているかによって変わるものではないため、警察官としての幅広い知識が問われる。なお、語学・簿記・コンピュータなどの専門技能保持により採用される「専門捜査官」も、本級にて採用する都道府県がある。
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