任務と編成
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「第1常設NATO対機雷グループ」の記事における「任務と編成」の解説
第1常設NATO対機雷グループは通常7隻の機雷戦艦艇および支援艦艇で構成され、ベルギー王国、ドイツ連邦共和国、オランダ王国、ノルウェー王国およびイギリスから常時拠出され、国家優先に資すると合意された場合はデンマーク王国とポーランド共和国からも艦艇が供出される。新加盟国であるエストニア共和国、ラトビア共和国およびリトアニア共和国は2005年からグループに参加している。 第1常設NATO対機雷グループは一般訓練や世界規模での実働作戦の区別なく完全編成の部隊として運用される。通常は、主にヨーロッパ近海域の地中海からアイリッシュ海にかけて、ノルウェー北域からバルト海東部において活動し、1998年から前身部隊はアメリカ合衆国、カナダおよびアイスランド近海でも活動していた。また、NATOが展開を要求した場合は必要に応じていかなる海域にも派遣されうる。部隊の指揮権は供出国ごとのローテーション方式で運用されている。2010年前半からはポーランドが担当している。 第1常設NATO対機雷グループはNATO即応部隊を構成する部隊であり、部隊は運用上、指揮についてはブルンスム統連合軍司令部隷下のノースウッド連合海軍部隊司令部の下に置かれる。日々計画についてはノースウッド司令部から発令され、長期計画についてはブルンスム統連合軍司令部および共同統合計画部(Combined Joint Planning Staff、CJPS)が協力して実施される。 2011年2月時点での参加艦艇は以下のとおり。 「A511 コントラドミラウ・クサヴァーィ・ツェルニキ(ORP Kontradmirał Xawery Czerniki)」(ポーランド、指揮艦) 「M33 ブロックレスビー(HMS Brocklesby)」(イギリス) 「M1068 ダッテルン(FGS Datteln)」(ドイツ) 「M853 ハールレム(HNLMS Haarlem)」(オランダ) 「M923 ナルシス(BNS Narcis)」(ベルギー)
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任務と編成
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「第1常設NATO海洋グループ」の記事における「任務と編成」の解説
グループはNATO即応部隊の構成部隊として、平時に置いては主に東部大西洋で演習を実施し、作戦連合軍の指揮統制下でノースウッド海軍部隊司令部の直接指揮下におかれている。 第1常設NATO海洋グループはカナダ、ドイツ連邦共和国、オランダ王国、イギリスおよびアメリカ合衆国から常設基盤として各1隻ずつ戦闘艦艇が拠出され、常設基盤の部分は4隻から6隻の駆逐艦やフリゲートで編成される。これにベルギー王国、デンマーク王国、ノルウェー王国、ポーランド共和国、ポルトガル共和国およびスペイン王国から周期的に艦艇が供出されている。部隊運用についてはグループ全体として訓練を実施し、現在のNATO海洋手続き、戦術および有効性の確認を提供する。 各艦艇のローテーション原則については通常最高6箇月間参加する。国家単位で同一艦艇の供出が継続する事態を軽減させるため、全艦艇が一斉に交代することは無い。部隊指揮官は参加国間で交代で輪番し、部隊指揮官と幕僚は1年間指定される。2010年1月25日からデンマーク海軍のクリスチャン・ルーン海軍大佐(Christian Rune)が「L17 エスベアン・スナーレ」に座乗して部隊指揮官に着任している。 2010年2月時点での参加艦艇は以下のとおり。 「L17 エスベアン・スナーレ(HDMS Esbern Snare)」(デンマーク、指揮艦) 「FFG-59 カウフマン(USS Kauffman)」(アメリカ合衆国) 「F236 モントローズ(HMS Montrose)」(イギリス) 2011年2月時点での参加艦艇は以下のとおり。 「A5326 エトナ(MM Etna)」(イタリア、指揮艦) 「F214 リューベック(FGS Lübeck)」(ドイツ) 「A53 オカー(FGS Oker)」(ドイツ)
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