仙人草

デジタル大辞泉

せんにん‐そう〔‐サウ〕【仙人草】

読み方：せんにんそう

キンポウゲ科の蔓性(つるせい)の多年草。日当たりのよい地に生える。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。夏から秋に4枚の萼(がく)の白い花が開き、実に長い羽毛状の花柱が残る。有毒。

撮影・おくやまひさし

撮影・おくやまひさし

薬用植物一覧

センニンソウ

科名： キンポウゲ科 別名： - 生薬名： テッキャクレイセン（鉄脚威麗仙） 漢字表記： 仙人草 原産： 日本、朝鮮半島、中国、台湾 用途： 庭に植えるテッセンの仲間で、夏に白い花が咲きます。葉の汁は肌に水ぶくれを起こす毒草ですが、民間で扁桃腺炎などに生葉を外用しました。 学名： Clematis terniflora DC.

植物図鑑

せんにんそう (仙人草)

●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島南部や台湾、中国南部に分布しています。日当たりのよい道ばたや林縁などに生え、蔓を絡ませて伸びます。「ボタンヅル」と同じく「クレマチス」の仲間ですが、葉は羽状複葉で鋸歯がないのが特徴です。８月から１０月ごろ、白い花を咲かせます。花弁のように見えるのは萼片です。名前は、果実に残った花柱の密生した白い毛を仙人の髭に見立てたことから。有毒成分が含まれ、茎や葉の乳汁がつくと被れます。
●キンポウゲ科センニンソウ属の落葉木本で、学名は Clematisterniflora。英名は Virgin's bower, Japanese clematis。

キンポウゲのほかの用語一覧

センニンソウ：

クレマチス・ドルモンディイ  クレマチス・モンタナ  クレマチス・ルーベンス  仙人草  深山半鐘蔓  牡丹蔓  白花半鐘蔓

>>センニンソウカテゴリの他の用語

植物名辞典

仙人草

読み方：センニンソウ（ｓｅｎｎｉｎｓｏｕ）

キンポウゲ科の落葉つる性植物、園芸植物、薬用植物

学名 Clematis terniflora

Weblio日本語例文用例辞書

「仙人草」の例文・使い方・用例・文例

• 仙人草という植物