他の言語への影響とは? わかりやすく解説

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他の言語への影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 14:30 UTC 版)

コプト語」の記事における「他の言語への影響」の解説

アラビア語エジプト方言以外にも、正則アラビア語聖書ヘブライ語に、コプト語からの少数借用語がある。 timsāḥ, تمساح(アラビア語), תמסח(ヘブライ語) - 「ワニ」; コプト語 ⲉⲙⲥⲁϩ emsaḥ から。 ṭūbah طوبة(アラビア語), - 「レンガ」; サイード方言 ⲧⲱⲃⲉ to:be; ボハイラ方言 ⲧⲱⲃⲓ to:bi から。この語はアル・アンダルス=アラビア語通じてスペイン語取り入れられ天然建材の「アドベ」(スペイン語: Adobe)を表す語となり、アメリカ英語adobe日干しレンガ」の語源ともなっている。 wāḥah واحة(アラビア語), - 「オアシス」; サイード方言 ⲟⲩⲁϩⲉ waḥe, ボハイラ方言 ⲟⲩⲉϩⲓ weḥi から。 コプト語単語中にはギリシア語借用されたものもあり、またその中からさらに他のヨーロッパの言語借用されたものがある。(例:「艀」を表す英語 bargeコプト語の ⲃⲁⲁⲣⲉ bari "小さな船"が語源)。しかし、ギリシア語他のヨーロッパの言語借用されエジプト語大半は、古代エジプト語時代(特にデモティック時代)に、直接借用されたものである例えば、ギリシア語の ὄασις「オアシス」は、エジプト語の wḥȝ.t もしくはデモティックの wḥỉ が語源となっている。また、ギリシア語借用されエジプト起源の語が、コプト語再借用された例もある。例えコプト語の ebenos("象牙")と言う語は、ギリシア語の ἔβενος を語源としているが、もともとはエジプト語の hbny がギリシア語借用されたものである

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他の言語への影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:06 UTC 版)

ベルベル語派」の記事における「他の言語への影響」の解説

ベルベル語マグレブアーンミーヤ基層言語として、これらの言語影響与えた。これはエジプト・アラビア語対すコプト語役割類似している。またムスリムイベリア半島支配結果としてスペイン語ポルトガル語などのイベロ・ロマンス諸語にはアラビア語ほどではないにせよベルベル語影響見られる。そしてベルベル人アラブ人サハラ越えたブラックアフリカへの遠征征服、およびイスラーム普及伴っていくつかのブラックアフリカ言語アラビア語とともにベルベル語影響受けた

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