他の計算可能性モデルとの等価性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 15:15 UTC 版)
「μ再帰関数」の記事における「他の計算可能性モデルとの等価性」の解説
クリーネは以下の最終定理で、「チューリングマシンによる計算可能関数」と「部分μ再帰関数」が等価であることを示した。 次のクラスの部分関数は同一の広がりを持つ。すなわち、同じメンバーを持つ。(a) 部分再帰関数 (b) 何らかの機械で計算可能な関数 (c) 1/1 関数(チューリングマシンを一方向のテープと1つのシンボルだけに制限したもの) さらに、これらは私が定義した関数 Ψ とも同一の広がりを持つ。(Kleene p. 376) クリーネはこれを証明するために、5つの原始再帰関数の作用素とμ作用素をチューリングマシンでエミュレートできることを示し、逆にチューリングマシンの動作を数値化することでその動作をμ再帰関数で表現できることを示した。
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