今夜は早寝!ETV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:32 UTC 版)
「NHK地球エコ」の記事における「今夜は早寝!ETV」の解説
2008年7月6日、地球温暖化対策の一環で放送時間の短縮を通し電力から発する二酸化炭素の削減を進める事を目的として、教育テレビの深夜放送を23:00(通常の日曜は月曜未明1:35)で終了し、7日4:30まで5時間半休止した。教育テレビの通常の深夜放送休止では、送信所のメンテナンスでない限り送信所の停波は行われないが、この時の休止ではアナログ放送で送信所の停波も約5時間行われた。23:00での放送終了はオイルショックの影響によって電力節減を訴えた1974年ごろ以来である。 当初は通常の開始時刻5:00まで休止するはずだったが、テニスのウインブルドン選手権男子決勝が、雨天中断もあり大幅に伸び、総合テレビで放送できなくなったため、急遽再開時刻を繰り上げ、その後約1時間にわたって放送した。 2008年10月以後は、週末の編成を見直し、放送休止時間枠を拡大した。また、アナログ放送では、放送終了後に余程のことがない限りは必ず停波するようにした。その後、2009年4月7日未明より関東・東海・近畿地方ではデジタル放送も停波するようになった。 なお、教育テレビの一部番組は、コンテンツのデジタル化を進めており、再放送廃止の代替措置として、インターネットサイトで視聴できるようになった。『NHK高校講座ライブラリー』の廃止などは、これらの進捗状況を見ながら判断されており、実際、2012年度から深夜の「ライブラリー」放送を日中(主に14時から15時半)のマルチチャンネル編成(Eテレ3)に移動し、深夜の放送終了を1:30前後に、また平日朝の放送開始も5:30に繰り下げるなどした。 2008年12月29日は、『SAVE THE FUTURE』年末特集に併せ、放送時間自体を12:30 - 21:30の僅か9時間だけとした。これについては賛否両論が寄せられ、終了前の生番組でも紹介された。ただこの番組中の録画メッセージで、福地(会長)は更なる放送時間削減を検討していることを明言した。
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