人気あらへんマン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:40 UTC 版)
ヒラメ顔にタラコ唇(若干お多福に似ている)とりんき以上に顔が悪く、半袖半ズボンの背広のような衣装にツギハギだらけのマントという容姿の、人気がなければ金もなく仕事もない、そして今では存在自体を忘れられている悲惨なヒーロー。こわれ荘より3km離れた場所にあるさらにひどい状態の「つぶれ荘」なるアパートに住み「人気あらへんK.K.」という会社を経営しているが当然収入は皆無で(部屋のドアにはサラ金からの取り立ての張り紙が多数貼られている)、生活保護を受けている。主食は粟・稗など鳥の餌で、中増根ちゃんがその存在を思い出すまでは毎日「みにくいアヒルの子」の絵本を読み、いつか自分もこのように立派なヒーローになれる事を信じてひっそり暮らしていた模様。りんきがハイキングで留守中にバリカン星人が地球を襲ってきた時に、たまたま人気あらへんマンの存在を思い出した中増根ちゃんが怪獣退治を人気あらへんマンに依頼した(この時彼の元に電話が来たのは3年ぶり、怪獣退治の依頼は7年ぶり)。巨大化変身すると黒縁眼鏡・唐草模様の風呂敷のマント・ジャージにラクダの股引・軍手に黒いゴム長靴と元の姿以上にカッコ悪くなる。自分の容姿や人気のなさに強いコンプレックスを感じており、いじけて戦意さえ失ってしまうほどだったが、ハイキングから帰還し現場に駆けつけたりんきの姿を見て正義のヒーローに本当に必要なものが何なのか(人気や外見など気にせず正義のために戦う意志)に気づいた。そこにヒーローの神様(神さマン)が現れ、彼を正義マンという正統派ヒーローの姿に変えた。その後、水泳大会の時は人気あらへんマンの姿で登場した。
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