五ケ山ダム・南畑ダム周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 13:56 UTC 版)
「国道385号」の記事における「五ケ山ダム・南畑ダム周辺」の解説
「五ケ山ダム」および「福岡県道136号入部中原停車場線・佐賀県道136号早良中原停車場線」も参照 五ケ山ダム周辺では本国道の付替道路のほかに福岡県道136号入部中原停車場線・佐賀県道136号早良中原停車場線の付替道路なども完成しており、ダム湖周囲を複数のトンネル・道路橋を供して取り囲んでいる。峠道を下るとダム周囲付替道路と交差合流する。ダム湖上の大野大橋を渡りいったん佐賀県側に入る。東脊振トンネルを通り北上してくる道路と交差合流する。板屋(背振ダム)方面からの県道136号付替道路と交差合流し、重複する。この付近に移植された佐賀県天然記念物「小河内の杉」がある。すぐにダム湖上の佐賀大橋があり、福岡県側に入る。さらに先で県道136号はダム周囲付替道路に交差分岐し、重複解消する。本国道付替道路を過ぎて南畑ダム周辺からは、麓に至るまで、中型・大型車両にとってはやや狭隘な2車線道路となる。南畑ダム周辺から麓の水道局取水場周辺までの現道区間につき「南畑バイパス(仮称)」の建設が計画されている。麓以降は幅員、カーブ共にやや改善される。 ダム工事に伴う付替道路完成以前の旧道(水没)は、那珂川支流大野川右岸に沿って下り現在のダム湖底で那珂川本流を大野橋で越え、本流左岸に沿って下るルートであった。大野橋の少し手前で県道136号旧道(水没)とほぼ十字路交差していた。この支流大野川と脊振山方面からの那珂川本流が福岡・佐賀県境であったため、国道水没旧道は現況とは異なりこの付近で佐賀県側に入る事はなかった。同県境は江戸時代からの筑前国・肥前国境でもあり、この地域では、蛤岳の「蛤水道」の故事がある。本国道および県道136号の水没旧道沿いにはかつて五ヶ山字東小河内・倉吉・大野(福岡県)および松隈字小河内・大野(佐賀県)などの小集落があったがダム工事に伴い移転しほぼ水没した。
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