事務所や自宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:07 UTC 版)
成歩堂の事務所は以前綾里法律事務所だった建物を、持ち主であった綾里千尋の希望もありそのまま受け継いだもの。事務所には受付と所長室が、そしてシャワールームがある(ただしシャワールームは会話の中で存在が出てくるのみでグラフィックはない)。 所長室には千尋の遺品である法律関係の本や観葉植物(コルディリネ・ストリクターという種)のチャーリーくんなどが大事にそのまま置かれている。またソファなどの依頼人も使う家具は割と金がかかっているものが多く、デスクやパソコンなどはシンプルなものが多い(これは千尋の信条である)。しかし成歩堂はデスクよりもソファに座ってテレビを見ることの方が多いらしい。その所長室にはポスターが一枚貼られているが、これは時々貼り変えられている(タイトルが不明だが千尋が見て初めて泣いたという映画のポスター→トノサマンのポスター→元の映画のポスター)。ビルの向かいにはビジネスホテル「ホテル・バンドー」(旧・板東ホテル)がある。事務所の机は、あまり座る機会がないらしく、埃が被るほどである(『5』では王泥喜に「成歩堂さんの机は埃が何か月も積もったままだから硬くなっている」と言われた)。真宵との会話で「事務所は汚い」ということを垣間見ることの出来る会話があるので、事務所は全体的に汚いようである。なお、『3』では自分のデスクを掃除することについて「デキる男はデスクを選ばない」や「絶対同意するもんか」などという発言をしている。『5』によれば見かねた春美がたまに掃除に来ている(「すぐにまた散らかる」と言っている)。 『4』ではみぬきのマジック用小道具などで所長室が埋め尽くされている。一応ピアノは置いてあるが、そこにも小道具を置いている上に「ホテルから苦情が来る」ので使わないようである。 事務所の防音設備は皆無らしく、みぬきに「隣の部屋でビデオを録画する音が聞こえる」と言われている。 自宅についてはマンションであるということ以外不明。ゲーム本編において自室で就寝中にかかってきた電話に出るというシーンがあるが、画面では真っ暗な中でセリフしか表示されなかった。「なるほど逆転裁判!」では自室の様子を描いた挿絵があった。『蘇る』のブログでは真宵に「想像ほど散らかっていない」と言われている。 また『4』の時点で成歩堂がいまだにそのマンションに住んでいるかは不明。上記のようにこの事務所は居住空間としての機能を十分に兼ね備えている。なお『1』の時点では助手の真宵がこの事務所に住み込んでいたらしい。
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