九州新幹線での取り扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:33 UTC 版)
「エクスプレス予約」の記事における「九州新幹線での取り扱い」の解説
2022年06月24日まで、東海道・山陽新幹線区間をエクスプレス予約により博多駅まで利用し、九州新幹線、博多南線区間に乗り継ぐ場合には、e特急券のみ利用の場合は九州新幹線または博多南線の特急券・全区間通しの乗車券をあらかじめ購入し、EX予約サービス利用の場合は、博多駅までを窓口または券売機でEX予約サービス乗車券・特急券(以下EX予約サービスきっぷ)に引き換え、博多駅以遠の特急券・乗車券をあらかじめ購入して併用する形となる。 EX-ICカードで入場した場合は、いったん博多駅の新幹線改札を出てEX-ICの出場処理を行い、再度九州新幹線などのきっぷ等で入場する必要がある。逆方向の場合、九州新幹線区間をきっぷ等により博多駅まで利用し、東海道・山陽新幹線区間をエクスプレス予約・EX-ICサービスにより東海道・山陽新幹線区間に乗り継ぐ場合には、下記の通り九州新幹線各駅に受け取り設備がないため、いったん博多駅の新幹線改札をきっぷ等により出て、再度EX-ICで改札入場処理を行うか、e特急券やEX予約サービスきっぷなどを購入・発券して再入場する必要がある。 これを行わずに、東海道・山陽・九州新幹線(九州新幹線は2022年06月25日 - )(の予約した列車・座席)に乗車した場合、規定の通常運賃・座席料金を別途支払う必要があるため注意が必要である。なお博多南駅は、JR九州への営業委託時代はエクスプレス予約の受取ができなかったが、JR西日本直営化後は窓口営業時間内であれば、みどりの窓口でe特急券などマルス発券でのきっぷの受取が可能となった。ただし、EX-ICサービスでの入出場には対応していないため、博多駅でいったん改札を出場するか、博多南駅の窓口であらかじめEX予約サービスきっぷなどに引き換えのうえで、博多南線の特急券・乗車券と併用する形になる。 また、九州新幹線の各駅では、2022年06月25日のサービス開始まで、エクスプレス予約のきっぷの受取等や、EX-ICサービスによる利用および入出場はいまのところできない。。 EX予約サービスきっぷに引き換えずにEX-ICカードで新幹線に乗車し、九州新幹線の各駅(新鳥栖駅より鹿児島中央方面)や博多南駅で下車する場合、九州新幹線および博多南線区間は規定の通常運賃・座席料金の適用となったうえで各駅での精算証明扱いとなる。またこの場合、東海道・山陽新幹線の各駅(東京駅 - 博多駅)にて精算証明を持参し出場処理を行うまで、EX-ICカードなどは利用できない。 なお、JR西日本のe5489とJR九州列車予約サービスは一部の商品を除いて両社で相互受け取りが可能となっているほか、無割引であればJR東海各駅でもe5489で購入した東海道・山陽・九州新幹線を通しで乗り継ぐ特急券・乗車券を受け取ることができる。 2022年6月25日より九州新幹線でもエクスプレス予約/スマートEXのきっぷの受取等や、EX-ICサービスによる利用も可能になり、東京 - 鹿児島中央の予約も可能になる。九州新幹線でのサービス開始時におけるJQ CARD エクスプレスも発行を予定しており、現時点ではそのカードと紐付けのEX-ICカードの発行については発表されていないが、自動改札機については、当初導入されていたもの(オムロン製)から、JR東海・JR西日本で導入されているものと同型の機種(東芝製EG-7000)への交換が順次行われている。
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