九州新幹線との設備共用問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:17 UTC 版)
「博多南線」の記事における「九州新幹線との設備共用問題」の解説
2011年(平成23年)3月12日に全線開業した九州旅客鉄道(JR九州)の九州新幹線鹿児島ルートは、博多南線 8.5 km のうちほとんどの区間(約8.2 km)を九州新幹線の本線として使用するため、開業前には「博多南線の運行本数が大幅に減らされるのではないか」などと懸念する声が出て、福岡都市圏広域行政推進協議会から福岡県知事へ「博多南線の存続並びに利便性の維持向上に向けて」積極的に働きかけるよう提言書が出された。これに対しJR西日本は2010年9月時点で「住民のライフラインとして定着している路線。利便性維持に可能な限り努力していきたい」と述べ、九州新幹線全線開業時のダイヤ改正では休日朝の上りが2本削減されたのを除き、運行本数は据え置かれた。 なお、九州新幹線の列車も、博多南線との共用区間では120 km/hの速度制限がかかる。
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