主催試合のテレビ中継
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「読売ジャイアンツの主催試合の中継」の記事における「主催試合のテレビ中継」の解説
日本テレビが中継する試合は、放送時間が編成に左右されることが多く、読売新聞社内では「ゲームセットまで放送されない」ことに対する声が多かった。このため、2001年に読売新聞社側がNHKに対して試合の完全生中継を提案。2002年から地上波総合テレビで年10試合を、またBShiで年30試合を各々中継することを受諾した。 しかし、2004年の球界再編や更なるテレビ視聴率の低下などから、日本テレビによる民放独占の方針を改め、他局での中継譲渡も検討されるようになり、2005年5月21日開催の交流戦の対日本ハム戦(東京ドーム)が日本テレビ以外の民放では初となるテレビ朝日系列全国ネットで中継された。2006年は、日本テレビの巨人主催試合中継は63試合(地方開催分を含む)に留まり、残り10試合(東京ドーム開催分)はNHK総合で5試合、テレビ朝日で3試合(2005年も1試合のみ中継)、更に以前から主催試合中継が懸念された系列局が少ないテレビ東京系列で2試合(BSジャパン同時放送により、系列局のない地域でも衛星受信機かケーブルテレビで視聴可能)が割り当てられ、遂に日本テレビ独占状態は完全崩壊となる。 以前からキー局の対巨人戦中継枠のうち一部を地元球団の試合に差し替えて中継する準キー局もあるが(中日新聞社が大株主の在名局であるCBCテレビや東海テレビによる中日戦中継など)、地方都市に本拠を置く球団の試合を地元テレビ局が巨人戦を差し替えて中継する例も増えている。
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